塾講師アルバイトをするメリット
おはようございます。
今回は、「高給だがいろいろ大変」というイメージの強い塾講師アルバイトをするメリットについて考えたいと思います。
考察するにあたって、大手サイト「塾講師Japan」内の「塾講師バイトをすることで得られるメリットとは?」というページを参考にさせて頂き、紹介されているメリットについて自分なりの考えを書いた後、私自身が考える塾バイトのメリットについて書きたいと思います。
なお、私が集団塾勤務であるため、今回は集団塾バイトについて書きたいと思います。個別についてはエアプなので個別やってる・やってた人に聞いてみてください。
-参考サイト-
塾講師バイトをすることで得られるメリットとは?|塾講師アルバイト・バイト情報なら塾講師JAPAN
塾講師Japanで紹介されているメリット
①コミュニケーション能力向上
〇生徒・保護者・他バイト・社員との交流
しません。
断言は出来ませんが、コミュニケーション能力を向上させる機会をつくることは難しいです。
理由1 他社員とコミュニケーション取れない
業務が全部決まってる(予め決められたカリキュラム通り進めるのが絶対)ので、他社員他バイトと仕事中話すことほとんどない。
理由2 生徒とコミュニケーションが取れても…
生徒とコミュニケーション取れるようになったとしても、それは対生徒用のトーク力を得ただけなので、社会に通用する対社会人用のコミュニケーション能力が上昇したと言うことは出来ない。
保護者との交流(面談や確認の電話)も社員が行うので無いです。あったとしても敬語の使い方くらいしか得るものは無い。
②プレゼン能力の向上
〇授業計画を通してプレゼン能力が向上
するわけがない。
理由1 授業計画に時間使いたくない
授業計画を家でしっかり考えている大学生もいますが、家で考えている時間は当然ですが無給です。であるのなら、時間15分になったら出勤し、15分くらいで雑に準備して授業するのが最も合理的であると言えます。
理由2 別に生徒に理解されなくても…
授業が生徒に好評だろうが不評だろうが1コマで貰える給料は同じです。つまり、授業中は生徒の理解度や集中力をいくら気にしてもしょうがありません。考えるべきはカリキュラムを達成できるかどうかだけです。
ただし、あまりに授業が下手すぎると生徒が他の先生にチクる可能性があります。
実際に、現在私が担当しているコマの次の先生の授業が悪すぎるようで教室に入るなり生徒たちが「次の理科の担当を変えてくれとクラス全員が土下座して頼んでいる」と騒いでいます。
「授業の最低限のラインを見極められるかどうか」が、塾講師アルバイトに最も求められる素質だと個人的には思っています。
③生徒の成長が感じられる
無意味。
塾バイトの1番のモチベーションは、時間対費用のコストパフォーマンスのいい給料です。
前述の通り、授業の内容に関わらず給料は同じです。生徒がいくら頭が良くなろうが雑談をしようが同じです。生徒の成長は給料に無関係です。
ただし、担当生徒の成績向上による昇給システムがある場合は少し気にしてもいいかもしれません。私はそれでも授業を変える必要は無いと思いますが。
④時給が高い
コンスタントには稼げない。
集団塾でコンスタントに月5万以上稼ぐには週に約6コマ入る必要があります。
「1週6時間働くだけで月5万」
甘い響きだと思いますが週に6コマ入る場合、かなり私生活がバイトに侵食されることになるでしょう。最初から慣れるまでがきつく、辞めてしまう人が多いと思います。
また、週に何コマ授業を入れてもらえるかは校長や社員の匙加減が大きいため初めのうちはコマがないこと(担当授業が無い)ことも少なくありません。
私が考える塾講師のメリット
①長期休暇中、まとまった金をラクに稼げる
夏休みや冬休み、春休みに講習会があるのですがそこが稼ぎ時です。普段入っていなくても人が足りないのでコマを入れて貰えます。普段授業をしている先生は講習はめんどくさいので他がはいってくれるならやりませんので授業が入れて貰えないという心配はありません。
この講習が結構稼げます。
夏は1ヶ月ほどで10万以上
冬、春は2週間で6万
カリキュラムは決められているので準備はいりません。これのためだけに塾バイトに入ってもいいと思う。
②就活で話す「ガクチカ」ネタの鉄板
飲食、スーパーバイトだと何を話したらいいか分からない…
ご安心ください。塾バイトを始めれば適当に授業の改善について書くだけで400文字埋まります。
前述の通り、授業改善自体は非合理的なので全く行わないですが、そこは想像で何とかしましょう。
③スーツ姿の異性に事欠かない
男女ともに一定のニーズがありますが、見すぎは禁物です。
まとめ
どうだったでしょうか。塾バイトの実態(決して自分のような心構えのバイトだけではありません。)について理解して頂けたら嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。